ビタミンCのブログ

ブロマガから移ってきました

「君達が他の国の事どう思ってるか白地図使って教えてよ」スレを見て自分でも作ってみた

海外スレの翻訳で「君達が他の国の事どう思ってるか白地図使って教えてよ」というのがある。

これを見て、自分でも白地図に色塗ろうかと思ったけど、ほとんど全部Hateの色になったので馬鹿馬鹿しくてやめた。なので、代わりに国についてのコメントを書き留めておくことにする。まあ、これは単なる本音息抜きと思って、適当に読んでほしい。


ドイツ 環境大国とか言ってるが、実際は各家庭で分別さえしてない。環境大国っていうのは、戦争にまけたから環境面で今度は大国ぶろうとしているだけ。あと、二次大戦のことなんて誰も反省してない。全部ふりだけ。上っ面だけ。ドイツ人はいまでも白人至上主義者で、差別意識丸出し。でも、ベルリンやドュッセルドルフはいい街。とくにベルリンは寒いの除けば自由で住みよいだろうね。

イタリア ここはマフィアの国。国の政治も地方の政治も腐敗しまくりで、ナポリなんかは無法地帯。ゴミで街が窒息してるだけじゃなくて、死んだ中国人が冷凍されてコンテナで運ばれている。日本人は歴史と文化の国と思ってるが、現実はいまのエジプトと同じ。日本人が確実にボラれる国としても有名。いま、アフリカからの大量の密入国者に困っていて、発見次第強制送還している。あと、イタリアでは50台で隠居できて年金を働いている時よりもらえるから、若者の働く気がゼロ。

イギリス アングロサクソン系はガチの差別主義者の血統。アメリカ大陸で南は混血が進んだが、北で進まなかったのは、イギリス系移民が混血嫌ったから。今でもそういう伝統は強い。まあ、ロンドンなんかでは差別感じないだろうけれど、北行くとポーランド移民が現地人にボコられてる。若者もクソだし、いいのは音楽だけ。逆に、食事はいわれてるほどには不味くないし、お菓子も豊富。あとイギリス人って聞きもしないのにおすすめの英語の辞書とか教えてくる。なんでおまえの言語おれらが金だして勉強しないといけないんだよ。英語勉強するの当然みたいな態度やめろ。

フランス 言いたいこと言いっぱなしで、人のいうことを絶対聞かない人の国。他人に対して攻撃的で、他人のすることすべてを批判するのが常識の国。そのせいで、口論することにはむちゃくちゃ慣れている。あと、自分の国をブランド化するのが好きで、他国におフランスといえば高級というイメージを植えつけたが、実際は文化がとても乏しい国で、何もない。フランスの文化って何ってフランス人にまじで聞いてみ。文学とか音楽がちょろっとあるくらいで、ほんとになにもないから。有名なフランス料理もイタリア料理のパクりだし、庶民はそんなん食ってない。でも、フランス人はフランスが一番いい国だと信じている。幻想のはりぼての上に作られたからっぽの国。最後に、雑誌が風刺漫画でテロうけて、国民一致団結してその雑誌支持してたけど、これもアホ。あのマンガが風刺するのは外国(とくにイスラム)ばっかりで、自国は絶対風刺しない。どこが言論の自由だよ、叩いてうけるところを叩いているだけ。テロで滅びてもいいよこの国。

スイス 2015.1.11、この日、スイスフランがどの通貨に対しても暴騰し、その結果FX会社でつぶれたとこもでた。スイスフランは日本円や金みたいに、資本の逃げ先として圧倒的な人気を誇るが、その原因はスイス経済の安定さにある。実際、ヨーロッパ圏ではスイスの給料は最高だ(スイスF高という要因をのぞいても高い)。そのせいで、近年スイスには移民が押し寄せ、政府は移民嫌いのドイツ系住民の指示を背景に移民排斥しようとしている。ヨーロッパにおいて極右勢力が一番強い国として有名。スイスはナチュナルに外国人差別の国なので、スイス国際航空とか、スイスのやっすい宿とかは利用しない方がいい。

ベルギー ヨーロッパで一番差別がない国で有名。街も住みやすいし、綺麗で、文化遺産も多い。というわけで、もしヨーロッパで家買うならベルギーにしとき、どこに行くにも便利だし。

アイルランド ここは音楽の国。パブで毎晩誰かが楽器持ってて演奏はじめるらしい。英語留学するなら、イングランドとかより絶対アイルランドがいい。あとここはヴァン・モリソンの生まれ故郷。ヴァンとか知らねー誰それゲラゲラって言ってたやつがアイルランド旅行から帰ってきて、ごめんヴァンっていう人、アイルランド音楽史館みたいなところでむっちゃとりあげられてたって謝ったことがある。エンヤとかビョークとかもち出すのはニワカな。

アイスランド ここはもう荒涼とした北の国だけど、どこか透明感があって綺麗なイメージ。アイスランドの土地の映像にSigur Rósの音楽がよく合うんだわ。彼らの音楽をこの土地が生み出したっつうんなら、それだけで行ってみたい。

ロシア 1910年代からはじまった革命&内戦+ソ連の統治下で80年代までに犠牲になったロシア人の数知ってる? 6600万人だよ。二次大戦で日本人いっぱい死んだけど、それでも300万人とかだぜ。6600万って国の半分殺してるってこと。餓死も多いけど、4000万人くらいが強制収容所で死んだんだって。ロシア人の残酷さは、日本人も強制収容所体験した人の談で知っているだろうけど、こいつら自国民の対しても残虐だからな。ロシア人は武器持つとロシア人殺し始める。映画の『ドクトル・ジバゴ』見てみ。いかにロシア人が互いに憎んでるかよくわかる。あと、ロシア人の中でも頭の悪いのは、アジア人やアラブ人含めてみんな黒人ってよんで差別する(シベリアのほうは差別少ないだろうけど)。ロシア人女性が外国人の結婚相手探しているのは、ロシアで男性が少ないというのもあるけど、ロシア人がみんなアル厨で平均寿命が40台で、DVするから。テレビのCMが石油会社のばっかりなのは、ほかに産業がないからな。ほかにもいろいろありすぎて書けないけど、世界悪の帝国その3なのは確実。

中国 世界悪の帝国その2。共産党の言うこと全部ウソって日本人は知っているけれど、中国人がそれを知れると思う? まあこんな国で育つと、まともな思考力というか、視野をもって育たないと思う。実際、中国人の男って70年代まで日本にいた、なんかガリ勉な感じの視野が狭い卑屈な感じの多いでしょ。あれ半分は国のせいだろ。中国も90年代以前はいい人も多くて、呑気な感じだったらしいけど、もうそういうのはなくなったみたいね。みんな金金で、あと人種差別意識が強くなっちゃって。中国人が信じるのは知の繋がった身内だけで、結婚相手も信じない。中華料理はうまいけどさ、本国のは食材が全部ヤバイからもう食べれない。土も水も空気もとことん汚染してて、若い子ほど病気にかかってる。中国人は中国人のことが一番嫌いだから、みんな外国で暮らしたがる。少なくとも、ワタシがあった中国人で故郷で暮らしたいってのは一人もいなかったぞ。一人も。お金もちにはなったけど、国ダメになったよね。日本もよくそう言われていたけど、中国と比べるとほんっと全然マシ。

アメリ 世界悪の帝国その1。太平洋戦争含め、この国ほど裏で表で戦争起こしまくってる国はない。南米とか内戦引き起こしまくりだから。イラク派兵とかでアメリカが世界の平和守ってるっていう日本人まだいるよねw。世界にばらまいた悪の量では、アメリカがローマやイギリス抜いて人類史上ダントツ一位なのは間違いない。で、アメリカと言えば人種差別。この国の差別っていうのは、白人がケイサツになって黒人シャサツするってことだから、日本人の想像できるレベルじゃない。日本にも差別がーとかいう連中はアメリカのこともっと知った方がいい。学校が教えない常識として。あと、アメリカ人は豚のエサみたいにまずいものをそれこそ冗談みたいにいっぱい食ってる。あれ、きっと脳みそが壊れてるんだろうね。日本人が可能な大食のレベルじゃないから、脳のどっかが壊れてリミッターふっとんでるんだと思う。アメ公がよく言う、自由で文化的な生活が人間の創造性を育てるみたいことを、ほかでもないこいつらの口から聞くと、ほんとにへそでお湯がわく。

中南米と南米 南米なめるな。平日はトラック運転手、土日は誘拐犯みたいなのが普通にいる。日本の常識のすべてがここでは通じない。いい人もいるとか、ヤバイのは一部だけとか、そんなの慰めにもならない。ガチでヤバイから。人間はみんな生まれつきいい人とかいう幻想持っている人は、南米や中南米にはイカない方がいい。

インドと南アフリカ インドなめるな。成人女性の8パーがレイプ被害経験者というけど、確実にもっと高いだろ。とくにカースト最下層の女性は全員レイプされるらしい。警察も加害者捕まえないから。あと、インドは交際拒否した女性の顔に硫酸ぶっかけるというのも流行っていて、少なくない女性が被害にあっている。女性が一人でインド行って精神修行とかダメだからね。南アフリカもレイプ大国で、成人男性の1/4がレイプ経験者で、女性の1/3が被害者。ここは赤ちゃんもレイプされる。もちろんエイズもうつされる。自然豊かな国だけど、人間にとってはガチで生き地獄。

インドネシア ここはムスリムが90パーの国。いまISISに行こうとする人がすごく増えてるらしい。残り10パーのうちに、767万いる華僑がはいる。この国では、言うまでもなく華僑が裕福で支配層になっているから、インドネシア系住民に不満がたまりやすい。で、90パーがイスラム教でしょ。将来的に、この国がアジアの火薬庫になってもおかしくない予感がする。

フィリピン ここはイスラムが10パーだけど、やはりイスラム系テロ組織がばんばん活動している。ググってもでてこないけど、ちょっとまえにあったキリスト教徒の若い女性狙ったテロがあった国ってここじゃなかったっけ。この国も華僑が牛耳ってる。フィリピン独立させたのは日本なのに、そう教えられていないのは、華僑が歴史教育ねじまげているから。

台湾 いま親中政権のもとで、親日的な歴史教科書を親中的なものに捻じ曲げて書き換えようとしている。それを除けば、基本とても親日的な国。たたみ、ねーさん、かーさんなんかの日本語がそのまま使える。ちょっと古い民家とかだと、ほんとに戦前か戦後の日本の家のまんまな感じ。このノスタルジーに強い日差し、これが台湾映画の魅力。台湾映画は日本映画の次に好きだわ。あと、外国人と結婚している中国系女性ってほとんどが台湾人らしいね。

韓国 韓国映画はマジで好きだけど、そこでウケる印象と日本に入ってくる韓国の印象が一致しない。今さらこの国について言うことはないが、最近の韓国はガチでヤバイから、日本の国としては距離をとって、言うこと全部ちゃんと否定するか抗議したほうがいい。実際にあう韓国人はみんな普通だけどな、それはどうやら一部だとしか思えない。韓国料理も日本で食べるには美味しいけれど(とくに宮廷料理)、現地ではそうでもないらしいね。あと、不細工が多いから、整形しないと社会的に生き残れない。国単体としてはある意味いちばん無茶苦茶な国。

ウガンダ ビクトリア湖が生む蚊がマラリアの原因になってるって話を聞いた。マラリア以外にも子どもが病気でガンガン死んでる。このドキュメンタリーで衝撃的だったのは、国の上のほうの人間が、「いろいろと問題があるから子どもの医療まで手がまわらない」みたいなことを笑いながら言ってたこと。アフリカの問題は、アフリカ人に祖国愛みたいなのがまったくなく、自国をよくしようという考えがない人間が多いこと。だから、政府も国民のためにお金使わず、政府を私物化して腐敗する。いま、アフリカ全体で子どもの飢餓問題ってのは解消されていて、問題は病気なんだそうだ。

コートジボワール 国民の1/3がカカオ栽培にかかわっている国。カカオは世界的なチョコレート会社のネスレとかフランス・ベルギーの会社にくそやっすく買われる。あと、ここ、子どもが労働させられているというで問題になっているが、チョコレート会社はそれを知りながら認めない。実質、コートジボワールはヨーロッパの植民地だが、これは欧米ではあまり問題視されない。逆に、いま中国がアフリカを属国化しているなんてニュースやドキュメンタリーはフランスでがんがん流している。なんつー無自覚。偽善もここまでくるともうすがすがしい。

バングラデシュ ここにはファストファションの工場が集中している。400万超の人間がアパレルに関わっているらしい。2013年に縫製工場が倒壊して死者約1100人、怪我人約2500人でたけど、これ当時ニュースになってたっけ? まったく聞いた記憶が無い。C&AとかH&Mとか欧米系のブランドだけじゃなく、日本のブランドもほとんどここに工場をおいている。最近は待遇改善とかもされているらしいが、先進国で買える大量生産品の安いものはすべてが途上国でやっすく生産されている。

ギリシャ 明後日デフォルトする国。ここもイタリアと同じで、国民が年金もらいすぎで、若くした隠居する。しかも国内にはオリーブくらいしか産業がない。ヨーロッパって豊かって日本人思っているけど、それ嘘だから。基本ヨーロッパは土地が貧しく、野菜の種類も少なく、結果食生活が貧しい。ギリシャとか山がちな国では牛や豚も生産できないので、第二次か第三次産業がなければそらあ詰むわな。古代ギリシャが豊かだったのは地中海貿易の覇権を握っていたから。

ユーゴスラビア かつてあった国。母体は「セルビア人・クロアチア人・スロベニア人王国」で、人種がいりみだれた国だった。この国については故・坂口尚のマンガ『石の花』とか映画『アンダーグラウンド』で知った。この国、いっつも内戦してるんだよな。とくに90年代の内戦がひどくて、これ民族浄化の内戦なんだけど、文字通りそれぞれの街でほかの民族を皆殺しにするまで内戦終わらなかった。2ch「戦争の体験談を語るわ」のスレで、ガチでこの内戦を体験した日本人の話が読める。これ、一日学校や仕事休んで読んだほうがいい。ほかのまとめサイトで、ユーゴの戦争孤児の女の子と結婚したっていう話も読んだ。

チェコ カフカミラン・クンデラといった作家がいた国で、彼らから文化的に豊かな国らしいということを知った。ヤン・シュヴァンクマイエルとかアニメの国としても有名だよね。故・米原万里の『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』という小説があるんだけど、チェコスロバキア時代にプラハソビエト系学校にいた旧友たちの話がとっても活き活きとしていて面白い。これは名作なので小説好きの人はぜひ。同じ作者の『オリガ・モリソヴナの反語法』はあまりに評価が高くて怖くてまだ読んでない。

セルビア ユーゴスラビアの国の一つ。米原万里の小説にでてくる「嘘つきアーニャ」の故郷がこの国で、アーニャはかつてオスマントルコに攻められた自分の祖国の首都ベオグラードのことをこう語っている。
オスマン・トルコの軍勢が初めてこの都市に攻勢をかけようとしたのは、朝まだ明けぬ時刻のことでした。夜闇にまぎれて城塞の対岸に集結し、城塞を包囲する陣形をつくっておく。そして、夜が明けるか明けないかという時間帯を狙って襲撃をしかける計画だったのです。というのも、人々の眠りがもっとも深いのがこの時間帯だからです。
さて、ようやく空が白んできました。すでに秋も半ばにさしかかったその朝の冷え込みは厳しく、急激に下がった気温と川の水温との落差のために、河面からは乳白色の靄(もや)が立ち上がっていたのです。白い靄に包まれた都市は、折から差し込んできた陽の光を受けてキラキラと輝いていました。その美しさに、歴戦の猛者(もさ)たちも、しばし息を呑んで見惚(みと)れたと伝えられています。あまりの美しさに、トルコの将兵は戦意を喪失し、その日の襲撃は中止になった、と。
こうして、この都市は、『白い都』と呼ばれるようになったのです。もっとも、まもなく『白い都』は、結局トルコ軍の手に落ちてしまうのですが……」(p190-p191)

13歳の少女が語る都市のお話のなんと素敵なことか。じつはこの話よりも印象に残ったのは、米原万里さんがかつての親友に会うためにこの国をたずねたときに、この国に東欧国家にありがちな陰湿な差別意識がないことに気づいたことだった。彼女が言うには、東欧には西欧へのコンプレックスの裏返しとしての、外国人差別が強いが、セルビアにはそれがなく、明るい印象を受けている。が他方で、ほんとに外国人差別がないんだったら、ユーゴ紛争のときなんで民族浄化が起きたのか、アルバニア系のコソボがなぜ独立しないといけなかったのか説明できない。人種差別の問題ってのは、どうも日本人が考えるよりずっと根と業が深いものという気がする。

チベット 中国に不当に占領されている国。「不当に」というところを嘘だと感じた人はこのマンガビデオを見ること。この国については「チベット族の女性 ツームー 18歳」というビデオを見てほしい。18歳にしてこの純粋さ。いいわあ。あれ、今見たらこれ続きあったんだね。ついに上海にツームーを連れだした編。これはすごいですよ

ネパール ここは谷口ジローの『神々の山嶺』の世界。あのマンガ、カトマンズの雰囲気とかよく出てるよね、行ったことないけど。このマンガはね、身のうちに沸き起こるヒマラヤ登山へのどうしようもない衝動を描いていて、泣けるのよすごく。三部けいも『カミヤドリ』なんかでネパールを舞台にしたマンガを書いている。実際のネパールはくそ貧しくて、外国の出稼ぎに行くけど、なんか数千人単位でその出稼ぎ労働者が海外で死んでたりする。貧しい国出身で貧しい場合は、どこでも惨めな境遇から絶対に抜け出せない。

中国の少数民族 イーストウッドの『グラン・トリノ』にミャオ族というのがでてくる。こいつらは自称モン族というが、東南アジアにもモン族というのがあるのでややこしい。映画ではパーティーんときの食事が紹介されていて、ミャオ族の食文化について知ることのできる貴重な映像資料となっている。で、イーストウッドと仲良くなるミャオ族の女の子がかわいいんだよね。いいわあ。ほかに、雲南あたりの少数民族で、祭りのときに家の前の道にまっすぐにテーブルならべて食事するのがあったの映画で見たけど、映画の名前も民族名も思い出せない。けど素敵な光景だったなあ。

モンゴルと中央アジア 欧米語で「モンゴリアン」というと、頭の悪い人という意味になる。それくらい、モンドル人はなぜか欧米で蔑視の対象になっていたし、そういう差別意識のない人でも、モンゴルに文明なんかないと思っている。もちろんこれは誤りで、モンゴルには欧米なんかよりはるかに豊かな文化があることがマンガ『シュトヘル』や『乙嫁語り』(こっちは中央アジアだが)でわかる。いまのモンゴルは反中国・韓国蔑視らしくて、きっと日本とも気が合うが、自然環境は年々破壊されていっているらしい。

イラン イラン映画はまさに至高。イランの映画を見ると、この国の人の心持ちや繊細さがよくわかる。イランが危ない国っていうのはデマな。マンガ『ペルセポリス』読むと、革命以降は自由がなくなったんだなあと思うし、欧米コンプもひどいなあと思うけど、それでもイランは素朴で、高い美意識をもった国だと思う。あの荒廃した自然環境でこれほど繊細な文化が育ったのは謎。

フィンランド 日本で北欧ブームが起きた時に、フィンランドもブームになった。映画『かもめ食堂』を見てファンになったという人もいるかもしれない。でもまあ、フィンランド移住とかやめとき。ほんっと田舎だからフィンランドとか。まじで何もないよ。日本のくっそ暑い夏さけるための避暑にいいって? 田舎ってけっこう高いんだよホテルとか。ベルリンのが安いしおすすめ。だいたい、フィンランド好きとかいう人も、雑貨とか家具くらいでしょ、知ってるの。それにかもめ食堂』はアキ・カウリスマキの劣化パクリなんだよ。カウリスマキはね、見たら一発でわかるけど、小津に強い影響受けてるの。フィンランドとか好きになるくらいなら、まずは古い日本映画くらいは見ておいた方がいい。

スウェーデンデンマークポーランド 映画つながり。スウェーデン映画は1910年代からロケで自然描写していて、これはハリウッドやほかの国の映画に影響を与えた。ヴィクトル・シェーストレムの『風』は名作。あとにでてきたベルイマンも超名監督。デンマークも1910年代から活動して影響力があったが、1990年代にドグマという運動がでてきてこれも世界的に影響を与えた。有名なのはラース・フォン・トリアーポーランドも地味な国だが、1960年代にヌーヴェルヴァーグの影響を受けてでてきた映画が世界的に有名になった。アンジェイ・ワイダの『地下水道』にポランスキーの『水の中のナイフ』。しかし至高は70年代から活動を始めたクシシュトフ・キェシロフスキで、ポーランド時代・フランス時代どっちも最高。ポーランド映画を見ると、いかに東欧人が日本人と違うか本当によくわかる。


思いつくこと全部書いた。オーストラリアやカナダはいいや。