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日本の人口が急激に減っている理由


2011年以降、日本の人口が急激に減っている

日本の人口のピークは2008年。高齢化と出産数減少が進んでいるのだから、人口が減っていくのは当たり前だと思うだろう。しかし、2011年以降の落ち込みがあまりに急激だ。

2011年の1億2779万9千人から、2012年の1億2751万5千人へと28万4千人(0.22%)も減少している。これにはいろいろな理由がある。28万4千人のうち、20万5千人は自然減、5万6千人は外国人の減少、また2万3千人は日本人の海外転出による。しかし、そのうちの大半を占めるのは自然減、つまり日本に住む人の死亡数と出産の差による減少だ。

さらに、2012年以降も日本の人口は急激な勢いで減少している。これは若年人口の減少と、出産数が減ったことによって数学的に説明がつく現象なのだろうか? それとも、それ以外の理由があるのだろうか? 数学に強い人がいたら、ぜひとも計算してほしいものだ。

ここでは、数学的、つまり自然な理由な以外の理由があるかもしれない、という説を紹介したい。これはかなり深刻なものだ。

20130317奈良 「フクシマの真実と内部被曝」(100分+20分)

とにかく、この動画を見てほしい。一時間半あるが、日本人のすべてが見るべき動画だと思う。

以下、この動画を見られたことを前提にして話すので、見ていない人はまず動画を見てほしい。

これが本当なら大変なことだ。というか、放射能が日本中に拡散したことはぼくも事故の一年後くらいには知っていた。そして、当時すでに福島を中心に健康被害が出ていたことも知っていた。しかし、あれから数年たち、健康に被害を及ぼすような放射性物質はかなり少なくなっていると思っていた。

しかし、セシウムがまだ大量に残っているのであれば話は違う。同位体にもよるが、セシウム137半減期が30年あり、まだまだ減っていない。これが内部被曝を日本人に引き起こせば、今後三十年どころか、子孫にも遺伝子的な影響を及ぼすことになる。

いや、三十年で半減するというのは、いまセシウムがもう出尽くしてしまっていると仮定しての話だ。まだ出ているのなら、いつになれば事態は収束するのかわからないということになる。残念なことに、ほんの数日前の記事にこんなのがあった。

海流出、さらに2兆ベクレル=ストロンチウムとセシウム-福島第1

これは、さきの動画を見ている人には分かる話だが、第三は全部爆発して放射性物質が空中に飛び散った。しかし、第一原発は水蒸気爆発で、まだ核燃料が残っている。そしてそれは底から抜けて、地面に落ちた。その物質がまだ反応し続けているので、いまだに汚染された水が検出されるわけだ。燃料を回収もできないので、海水への汚染はいつ終わるのか分からない。

チェルノブイリ事故や広島のあとの事例を考えれば、日本の人口はこれからどんどん減っていくのではないかと思われる。愚かなことに、震災瓦礫を東北以外でも燃やしたために、日本全土がまんべんなく汚染されてしまった。

ウクライナとベラルーシの人口変動、激増する死亡と激減する ...

上の記事を見てほしい。ベラルーシチェルノブイリ事故で放射能が国土全体に撒き散らされた国だ。この国は、ごく近年まで人口が減少し続けていた。グラフを見ると、人口が増加に転じたのは、1997年6月25日に、飲料水をセシウム137について1リットルあたり2ベクレルという制限を設けて以降であることが明確にわかる。

放射能は薄めれば安全という人は、まあこんな基準なんか信じなくて生きていけばいいかもしれない。しかし事実として、ベラルーシウクライナの人口減少と回復という大規模な数値に基づくデータがある。日本も、ベラルーシと同じような制限をセシウム137について導入しなければ人口が減少し続けることになる可能性が高いだろう。すでにその徴候が出ている。

もっとも、こんな事実はあまりに衝撃的だし、多くの人は信じないだろう。というか、政府が隠蔽しようとしている。なぜ日本の政府は日本人の人命を第一に考えないのかわからないが、これは人民に対する明白な裏切りだ。

最近、自民党は人口維持のために移民受け入れを進めるべきだと、以前より強く言うようになってきた。人口減少に対しては、日本人の出産と子育てをもっと推奨するのが普通ではないだろうか? なぜ移民受け入れが第一の選択肢になるのだろうか? もし政府がすでに日本人の人口減少が避けられないことを知っていて、そのうえでそんな政策を打ち出しているのだとしたらどうだろうか? 信じがたい話だが、ここまで国民に内部被曝の怖さをひた隠しにする政府なのだから、ありえない話ではないと思ってしまう。