ビタミンCのブログ

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コンピューターの歴史を動画で見てみよう

前の投稿コンピューターの歴史について興味を持ったので、調べてみた。機械的な計算機が電子計算機に先行するわけだが、これは17世紀頃から作られていたらしい。

日本でも、つい最近まで機械式の計算機が使われていたみたい。たとえばこれ。

複数のゼンマイとペダルで足し算引き算から掛け算割り算もできる。ただ、操作がちょっとめんどくさい。

モンロー計算機はタイガー計算機をモーターで動くようにしたもの。これ原理は同じかな?

こっちのほうが操作は簡単。これで一通りの計算はできるのだけれど、作り自体は近代の計算機の延長にある。

これにたいし 、チャールズ・バベッジの階差機関はプログラムができる計算機というもの。これが動くさまはなんかすごい。

19世紀にはなんかもう理解できないレベルものを作ろうとしていたわけだ。

20世紀、第二次大戦期になると、暗号を解くための電子計算機が作られる。ついに電子の時代がきた

Colossus、これはドイツ軍の暗号を解くためにイギリス軍が作ったもの。ただ、これは特定の計算をするためのもので、汎用性がなかったらしい。


世界初のノイマン型コンピューター「EDSAC」。「それまでハードウェアに固定していたプログラムを独立させて、汎用性を持たせたハードウェアに、外部から命令を与えて実行させるといった方式」の計算機らしい。プログラムをソフトウェア化したということだね。


UNIVAC IのCM。51年に発売された。戦争が終わると軍事技術をさっそく民間利用するアメリカはすごい。


初のマイクロプロセッサ。インテルのだね。これをアメリカの会社が作ったのは大きいよな。これ以降、コンピューターというより、パーツの歴史になる。


ニコ動にあったCPUの歴史の動画。

次はRAM、いまのDRAM以前には、磁気コアメモリというのが使われていた。

動画の中の人がもっているのがそれ。でかい。情報を記憶できる磁気がRAMに使われるというのは納得だけど、細かいことはわからない。

次はHHD。最初の商用HHDであるIBM 305 RAMACが発売されたのが1956年。


これもでかい。でかすぎ。これが60年かけて今みたいにちっさくなっていたわけね。

さて、プロセッサの内部構造についてだが、これは調べてもあんまりいい動画が出てこなかった。というわけで、擬似的な電子回路を実現したマイクラ動画をあげておく。

これ前回紹介したマリオメーカーのやつとは違って、計算結果がちゃんと数字で見れる。しかも回路が電気的なものになっている。

電子回路なんて作れる人には簡単らしい。実例がこれ。

超カッコイイ。そして謎すぎ。

論理回路じゃなくて、単純な電子回路なら簡単らしい。

これが初歩。

同じうp主の続編動画がこれ。これほしいよねw。

CPUをパソコン上で作ってみた人がいた。

これ見ると、マイクロプロセッサの回路が意味があるものだったんだなって実感できる。途中で出てくるアセンブラってのは、ここでは電気信号を数字に置き換えるソフトのこと。これがCPUに直接組み込んであるのが面白い。

実際のCPUがどう動いているのかってことについての動画は日本語のものがなかった。

これは英語だけど、図を見ているだけでなんとなく分かった気になれる…かもしれない。

しかしこうして見ると、半導体だの電子回路だのについて理解するのってとんでもなく大変なことだよなあ。電子工学系の人たちって地味だったけどエラかったんだなあ。

ニコ動にあるNHKの電子立国もおもしろい。全部見られるのがいい。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17952365